あしのだるさ、夜中のこむら返り、むくみ、疲れるなどの症状はありませんか?下肢(太もも、ふくらはぎ等)に血管がこぶのようにボコボコと浮き出ていませんか?もしかしたらそれは、血管の病気である下肢静脈瘤かもしれません。
あしの静脈には動脈と違い、血液が重力によって足先へ逆流しないように逆流防止弁がついています。
長い年月をかけて弁に圧がかかり、それらの弁が壊れると血液が逆流して、血管が拡張や蛇行してコブができます。これが下肢静脈瘤です。一度壊れてしまった弁は自然に治る事はありません。
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術は、静脈弁不全を伴った伏在静脈内にレーザー光を照射し、収縮・閉塞させて静脈逆流を止める治療法です。
照射されるレーザー光が血液中のヘモグロビンや血管壁の水分に吸収されると、直ちに熱化して組織温度を上昇させます。細い光ファイバーを用いているため、局所麻酔のみで痛みはほとんどなく、手術時間も30分程度で終わります。日帰り手術となっておりますので、日頃お仕事等でお忙しい方も翌日より通常に生活ができます。術後のフォローも万全ですので安心です。
当クリニックでは保険診療が可能である波長1470nm の最新血管内レーザー治療装置を導入しています。従来の波長810-1064nmのレーザーと比較して水に対する吸収係数が約40倍高くより効果的な治療が可能です。
下肢静脈瘤は早めの予防と治療が大切です。初期症状は軽いですが、放置しておくと湿疹や色素沈着などの皮膚炎を起こし、最悪の場合は皮膚に潰瘍ができて穴があいてしまうこともあります。一旦発症すると治りにくく、加齢とともに症状は進行、悪化します。
あしは第2の心臓とも呼ばれています。あしの軽くなった生活を取り戻しませんか?
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