狭心症、心筋梗塞など心臓を栄養する血管(冠動脈)の動脈硬化によりおこる病気です。
狭心症は運動や階段昇降などにより5~10分程度の胸の痛みが生じます。顎や腕に痛みが放散する場合もあります。
一方心筋梗塞は、20分以上続く冷や汗を伴うような激しい胸痛を生じます。一刻も早い治療が必要となりる救急疾患です。いずれも専門家による診断治療が必要になります。
脈の不正や動悸で発見される場合が多いですが、自覚症状ない場合もあります。放っておいて構わないものから適切な治療が必要な不整脈まであり、専門家の判断が必要です。薬物療法だけでなく、カテーテルやデバイスによる治療があります。
弁膜の異常や心臓の筋肉の異常によって心臓のポンプ機能の低下した状態です。このため息切れやむくみなどが生じます。心臓機能の評価を行い、原因に応じた治療法を講じていきます。
激しい胸、背中の痛みを伴う大動脈解離や無症状で偶然発見される大動脈瘤などがあります。
ともに治療のタイミングを逸すると大変な病気です。最新治療を含め最も適切な治療法を選ぶ必要があります。
閉塞性動脈硬化症は歩行に伴って下肢や臀部の痛み、だるさが生じる病気で、下肢の動脈の硬化によって生じます。
当院では下肢動脈硬化症のスクリーニング検査、血管エコーによる診断を行っています。
高血圧治療中の50歳台男性。約2ヶ月前から歩行中に胸の圧迫感を感じるようになりました。
狭心症を疑い連携病院にて冠動脈CT検査を施行していただいたところ、右冠動脈に高度の狭窄が認めらました(矢印)。
後日カテーテルによるステント治療となり、以後症状は消失しています。
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